syncA vol.03
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2018年11月開催のコミティア126にて頒布したsyncAシリーズの第3段。 ----------------------------- ▼公式サイト ----------------------------- http://www.sync-a.com/backnumber/vol03/
いまの自分を創った、あの日の自分と揺れたこころ
たとえばあなたが今着ている服や身につけているアクセサリー、聴いている音楽や奏でるメロディ・その奏法・音の重ね方、描くイラストや色使い、背景の魅せ方、打ちこむテキストの文体やその言い回し……。それは感性や才能で身につけた趣味だったりスタイルかもしれませんが、有名人やアーティスト、ミュージシャンや作家の作品やその生き様にあこがれて真似してみたり、もしくは無意識的に影響を受けていたりするのではないでしょうか。 「あの人に憧れて、そのプレイスタイルを真似するところから始めた」 「意識したことはないんだけれど、周りからあの人の作風に似てるねって言われる」 自分によって生み出される何か、そのルーツを辿ってみたりマインドマップを描いてみたりすると、意外な発見があったり自分を見つめ直せる機会にもなります。 しかしいざ過去を遡ってみると、これまであまり意識はしてこなかったかもしれないけれど、「この作品に出会っていなければ、この人を知らなければ、自分は創作すらしていなかった」と思えるものがヒットしませんか? それがたとえすごく小さな、何気ないきっかけであっても、いまの自分を創った要素のひとつであるということは、紛れもない事実。それを振り返り、初心にかえってみるのも悪いことではないかもしれません。 『syncA vol.03』となる今回のテーマは、「あなたの人生を狂わせてくれた“名作”」というテーマで、ゲストクリエイターの方々にインタビューを実施。ゆっくりじっくり、自身の過去について振り返ってもらいました。 そのとき、どんな作品・人物を知り、どのような衝撃を受け、そして現在にどうつながっていくのか。 それでは、クリエイターの脳内を覗いてみましょう。